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父親が子育てに参加するメリット【自分、家族、社会すべてに有益】

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「子育てしていると、自分の時間がガッツリ取れない。」

「もっと仕事したり遊んだりしているほうが、自分は成長できるんじゃないだろうか・・・」

「父親が子育てすることのメリットって何?」

 

そんなお父さん方、

自分のためにも、

絶対子育てに参加したほうがいいです。

こんな成長の機会、幸せの機会を逃すのはもったいないです。

 

父親が子育てに参加すると、

子供に良い影響があるだけでなく、

父親自身も成長し、より豊かな人生を送ることができます。

さらに母親の幸福度が上がり、家庭が明るくなります。

 

実はメリットだらけなのです。

 

今回は、父親が子育てに参加すると、

誰に、どんなメリットがあるのか?

イメージしやすい内容で解説します。

 

 

父親の子育ては、各家庭に合ったやり方でー昔と今の違いー

昔に比べると、女性もバリバリ働くようになって、家庭内での父親の役割は多様化しています。

昔の理想の父親像は「頑固だけど頼りになる一家の大黒柱」というイメージですが、

今の時代、理想の父親像は各家庭で違います。

どんな父親でありたいかよりも、「妻と一緒に、どういう子育てがしたいか」を共有することが大事です。

そうすれば、子育てしている中で自分の役割が見えてくるはず。

自分にあったやり方で、無理せず子育てしましょう。

 

父親の子育てに参加による子供への影響

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・自尊心が強くなる

自尊心とは、自分を肯定する気持ちのこと。自己肯定感ともいわれます。

自尊心は、子供の良いところや行いをほめてあげることで身に付いていきます。

より自尊心をつけるには、子供の良いところを様々な方向から見つけてあげる必要があります。

そのためには母親だけでなく、父親の目線からも子供の良いところを探してあげることが重要です。

自尊心が強くなることで自信がつき、何事にも向上心をもって取り組めるようになります。

自尊心が強く育つと、仕事や様々な活動において、結果を残し、評価される人になる傾向があります。

 

・言語能力が発達する

一人の人からずーっと話されるより、複数の人から話しかけてもらう方が、言語能力は発達します。

声のトーンがかわったり話し方が変わると、子供は注意を向けて、情報の吸収力がアップするためです。

つまり、お母さんの声だけを聞いている子より、父親あるいは祖父母にも良く話しかけられる子の方が、言語能力が高くなるということです。

とくに、本の読み聞かせを父親がすると、効果絶大です。

私は3人の子供に毎晩1冊ずつ本を読んでいるのですが、どの子供も比較的語彙力があり、口では友達に負けません(笑)

 

・やさしくなる

父親は子育てに参加することで、母親の気持ちがわかり、母親を気づかえるようになります。母親も子育ての負担が減り、心に余裕ができ、家族に柔らかく接するようになります。

そんな両親を見ている子供が、優しくならないはずはありませんよね。

 DVをするような父親では話が別ですが。

 

父親の子育てに参加による母親への影響

 ・母親の自分時間ができる

子育ては、時間が取られます。子供に合わせる必要があるので、自分のことはどうしても後回しになります。

母親だけで子育てしていると、自分の時間は全くというほど取れません。

子育てを分担してやることで、母親に時間の余裕を作ってあげることができます。

母親は作った時間で、好きなことをしたり、新しいことを勉強してスキルアップできたりなど、

自己投資ができて、人生が豊かになるきっかけを作ることができます。

 

・ストレスが減り、美しくなる

子育ての負担が減ると、当然日々感じていたストレスも減ります。

ストレスは美容の大敵です。

ストレスが溜まると、肌荒れの原因になる他、人によっては不眠や暴食を引き起こし、さらなる肌荒れや肥満を呼ぶことも。

逆にストレスが減ると、肌荒れや肥満のリスクが減り、

女性の本来の美しさがよみがえる、と言えます。

 

・母親の幸福度が上がり、家庭が明るくなる

父親が母親を気づかい、母親の時間と心に余裕ができることで、母親の幸福度が上がります。

家庭の雰囲気は、親の機嫌に左右されることが多いですよね。

母親の機嫌が良くなると、家庭は特に明るくなります。

 

父親の子育てに参加による父親自身への影響

・人の気持ちの動かし方が学べる

子供は正直で、嫌なことは嫌とはっきり言います。

子供と過ごしていると、いかに子供を騙さずに言うことを聞かせられるか、ということをいつも考えます。

子供に言うことを聞かすには、「子供の気持ちに寄り添ってから、こちらの意見を述べる」ということに尽きるのですが。

子供の心の動かし方は、大人相手にも有効で、仕事する上でもかなり役に立ちますよ。

  

・時間を効率的に使えるようになる

子育てしていると、時間が取られます。

私のようにやりたいことがあると、時間が惜しくて惜しくてたまりません。

時間の価値を身にしみて感じた結果、無駄にダラダラすることが無くなり、

日常のスキマ時間を活用できるようになりました。

子供がいない方に比べると、自分の時間は少ないと思います。

しかし、子育ての合間の自分時間はすごく濃いですし、子育てからも学びがあるので、充実した毎日が過ごせています。

 

・表情が豊かになる

子供は親の顔色を常に確認しています。

そのため親は、ほめるときは笑顔、叱るときは少し怖い顔、など、常に表情をつけて子供と対話する必要があります。

子供と真剣に向き合っている人ほど、親の表情は豊かになる傾向があります。

表情が豊かな人って、人として魅力的ですよね。

 

父親の子育てに参加による社会への影響

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・社会全体で子供を育てる意識が強くなる

これは単純に、子育てにかかわる男性が多くなることで、子育てを自分事としてとらえる人が増えます。

またイクメンパパに育てられた子も、男性の子育てへの意識が高くなり、世代をつなぐほど好循環が生まれていく、と言えます。

現在は、新しい公共施設の男性トイレにはおむつ台が置いてあるなど、イクメンパパにとって少しづつ子育てしやすい環境に変わりつつあります。男性の育休も、少しではありますが、取得する人が増えてきました。

みなさん、ご一緒に、次の世代に向けてこの流れを加速させましょう。

 

・少子化が減速する

社会が子供を育てる意識が強くなると、夫婦・カップルは子供を作りやすくなり、少子化が減速することが予想できます。

「少子化を抑制する」ということは、「自分自身の老後を支える」ということにほかなりません。

だんだん年金受給額が減っていくこれからの時代、自分たちのためにも少子化は抑制させていく必要があるのです。

 

・経済の悪化を防ぐ

少子化が進むと、当然ですが人口が減ります。

人口が減ると、国内における消費の需要が減ります。

さらに、労働人口も減るため、生産性もダウンします。

結果、経済が停滞し、それに比べて大きくなる社会保障費に頭を抱えることとなるのです。

男性が子育てに参加するということは、

社会の子育てに対する意識を変え、

少子化を減速し、

経済を活性化させることにつながるのです。

 

まとめ

父親が子育てに参加することで、

 

子供は、

・自尊心が強くなる

・言語能力が発達する

・やさしくなる

 

母親は、

・自分時間ができる

・ストレスが減り、美しくなる

・幸福度が上がり、家庭が明るくなる

 

父親自身は、

・人の気持ちの動かし方が学べる

・時間を効率的に使えるようになる

・表情が豊かになり、人としての魅力が増す

 

社会への影響は、

・社会全体で子供を育てる意識が強くなる

・少子化が減速する

・経済の悪化を防ぐ

 

というように、自分⇒家庭⇒社会全体へと、ものすごい好循環を生み出すというメリットがあります。

 

子育ては今のうちしか体験できません。

こんな成長の機会、幸せになる機会を逃すのはもったいないですよ。