子供が将来AIに仕事を奪われないためには、読解力が必要
今の仕事の半分は将来AIに奪われるって本当?
将来子供がAIに仕事を奪われないためには、どうしたらいいの?
そんな心配をされる親御さんに、ひとつの答えを提供します。
読解力を養えば、AIに仕事は奪われません。
これからAIの導入はこれからすごい勢いで進むでしょう。
単純でマニュアル通りすればいい仕事はAIに奪われるでしょう。
しかしAIは既存データを基にした計算しかできないので、物事を理解して柔軟な判断をすることができません。おそらくこれからもずっと。
理解力に長けて柔軟な判断ができるようになるためには、子供の頃から読解力をつける必要があります。
本記事では、子供が将来AIに仕事を奪われないために読解力をつけさせる必要性を説き、読解力の付け方を提案します。
子供が将来AIに仕事を奪われないためには読解力が必要
冒頭でも述べましたが、子供達が将来AIに仕事を奪われないようにするためには、読解力を磨く必要があります。
読解力をつけることで、一つの文章や人に言われた一言から意図を読み取り理解する力がつきます。それによりコミュニケーション能力や柔軟な判断力がつきます。
このような読解力をAIが持つことはできません。
人間が柔軟に判断をするときは、それまでの経験やTPOや未来予測など、数値化できないことを総合的に考慮します。
しかしAIは膨大な統計データをもとにした計算しかできないので、数値化できないことには対応できないのです。
AIはこれから進化していきますが、「計算しかできない」という変えようのない事実がある以上、柔軟な思考力を持った人間に勝つことは不可能と言えるでしょう。
AIの知能が人類を超えることを「シンギュラリティ」と呼びますが、著名な数学者の方々はシンギュラリティは来ないと将来予測されているようです。
しかし「AIに仕事を奪われることはないのか、よかったー」と安心するのはまだ早いですよ。
たしかにAIは読解力のある人間には勝てません。しかし読解力に劣り、コミュニケーション能力の低いマニュアル人間にはどうでしょう。AIのほうがミスをしなくて休まず働けるぶん有利だと考えられます。
つまりこのような未来が見えるわけです。
・読解力が高く、コミュニケーション能力に長けて柔軟な判断ができる者だけが仕事をもつ。
・読解力が低く、コミュニケーション能力の低いマニュアル人間ができるような仕事はAIに取って代わられる。
将来AIに奪われない仕事ってどんな仕事?
では具体的に高度なコミュニケーション能力や柔軟な判断が必要な仕事にはどのようなものがあるでしょうか。
思いつくだけ挙げてみました。あたりまえですが、いずれも国や地域、個人を支える重要な職業ばかりです。
もちろんこの中に無い仕事の方が多いと思いますので、あくまで参考程度ですが。
・医療現場の方々
・教育現場の方々
・工事や整備、修理等の監督者・オペレーター
・公務員
・各種コンサルタント
・学者
・アーティスト、デザイナー
・美容師
・施設の支配人
・カウンセラー
・システム管理者、エンジニア
などなど・・・
子供に読解力をつけさせるためにできること
では子供に読解力をつけさせるためには、どんなことが有効なのでしょうか。
残念ながら「これをやることで読解力が養われる」という画期的な発見はまだ無いようです。
「本が好きな子は読解力が優れている」ということも一概には言えないみたいです。
しかし読解力は間違いなく文章を読むことで身につくはず。
そこで私は考え、決心しました。
子供に「本を好きになってもらう」のではなく、「子供が好きな本を与えよう」と。
子供は興味があることならすさまじい吸収力を見せます。
興味のある本を与えることで、その文章を理解しようと頑張るため、読解力が身につくはずです。
家族みんなで自分の好きな本を読もう
読解力を身に着けるべきなのは、何も子供だけではありません。
私たち大人自身こそ、未来はどうなるか分からない身です。
子供とともに、興味のある本を読みましょう。
読解力はいくつになっても養えます。
今日も朝早く起きて読書をしていたら、私のすぐ横で7歳の長女が一緒に本を読み始めました。親の行動は子供に伝染するようです。
何を読んでいるのか気になり、のぞいてみると、
「チャレンジ国語辞典」ですって。
子供の可能性は無限大。