【娘の思春期に備える】健全な反抗期を迎えるために父親ができること
カワイイ小さな娘さんがいる方なら、必ず持っているであろう大きな不安。
それは、娘の思春期・反抗期。
「パパがいい」「パパと結婚する」なんて言ってもらえる幸せな今があるぶん、
「うるさい」「くさい」なんて言われる未来を想像すると、ゾッとしますよね。
しかし、反抗期は来るものです。特に思春期の女の子は、生物学的理由から、父親を避ける傾向があります。
問題は、健全な反抗期が来るかどうかです。
本記事では、
・子供が健全な反抗期を迎えられるためにはどうするべきか
・娘の反抗期で父親が傷つかないために今からできること
をお伝えし、カワイイ娘さんの思春期・反抗期への不安を和らげます。
娘に訪れるであろう反抗期
多くのみなさんにもあったであろう、反抗期。
親の発言にいちいちイライラする。教師がエラそうで気にくわない。などなど。
なぜ反抗期は来るのでしょう。
反抗期は、その原因から、健全な反抗期と病的な反抗期に分けられます。
また女の子の場合は、生物学的理由から父親を嫌がる、という傾向もあります。
健全な反抗期は、子供が自立しようとすることで起こるものです。
自分の意思を尊重しようとすることで、 親や教師と自分の意思がぶつかります。
子供の意見を尊重させながら、正しい方向に導くのは大変ですが、自立するために反抗するのはとても健全だと言えます。
病的な反抗期は、子供への愛情の欠如が原因で起こるものです。
愛情が足りていない子供は、人を信じられなくなります。イライラしたり心が満たされないと、人を傷つけたり、問題行動をしてしまうことがあります。
自分を心配してくれている人のことを考えられなくなり、悪いことをしても自分が正しいとさえ思うのです。
以上から、健全な反抗期であることが望ましいのですが、
健全であっても、女の子は思春期に父親をうっとうしく感じる傾向があります。これは生物学的に合理的なことです。子孫の繁栄のためには多種多様な遺伝子を混ぜ合わせる必要があるためで、遺伝子が似ている父親は避けられるのです。
娘が健全な反抗期を迎えるために
愛情を注ぐ(特に0~6歳)
健全な反抗期を迎えるために、子供に愛情をたっぷり注いでやるべきですが、
特に0~6歳までが大切だと言われています。
ポジティブな言葉でたっぷり愛情を注いであげましょう。親ばかになって娘とラブラブしているあなた、それ大正解です。
この時期に愛情をたっぷり受けた子は、自己肯定感が強く、柔軟で折れない心に育つと言われています。
言いたいことを言える子に
たとえ健全な反抗期でも、言いたいことを言えない子はストレスがたまりやすい。
これは、私も同じでした。思春期の私は、語彙力と論理的思考力がとぼしい子でした。
そのため、親や教師とぶつかっても、自分の意思が上手く言い表せないため、いつもイライラしていたのを覚えています。
反抗期とはいえ、ストレスを溜めるのは心身ともに不健康です。
自分の子供には、反抗期にストレスを溜めないために、言いたいことを上手く表現できる子になってほしいと願います。
言いたいことを言うためには、語彙力と論理的な思考力を養う必要があります。
そのためには、「本に親しむこと」が一番です。私は社会人になってからですが、本をたくさん読むようになり、「思ったことを言葉にする力」が格段につきました。
そのため自分の子には、小さいうちから「本と親しむ」機会を増やしています。
子供からの「本読んで~」には、できるだけ付き合ってあげましょう。
娘の反抗期で父親が傷つかないために【父の弱みを見せておく】
思春期の子供は、イライラすると自我を抑制できず、つい失言しがち。
女の子から父親へ、「うるさい」「くさい」などの暴言がとびだすかもしれません。
頼れる立派なパパを演じていると、このような暴言が非常に心に刺さります。
娘の反抗期で、父親が傷つかないためにはどうすべきなのでしょう。
娘には等身大の自分で接し、父親の至らなさや弱みを、あらかじめ見せておくべきです。
ときには、
「パパどんくさいね」「パパ足くさーい」
と言われちゃってください。はじめは心に刺さるかもしれませんが、じきに慣れます。
「慣らし反抗期」とでも言いましょうか。
昔は「父親たるもの、弱みを見せてはいけない」と、父親を立派な人間の代表とさせるような風習がありましたが、その考えは古いです。
現在世の中には、親が教えることよりもたくさんの良質な情報が溢れていますし、SNSなどでも簡単に優秀な人と繋がれます。
「良し悪しを判断し、親からはいい部分だけ盗む」ようになってもらいたいものです。
まとめ
反抗期は、
・健全な反抗期
・病的な反抗期
の2つに分けられる。
また、女の子は、生物学的理由から、父親を嫌がる傾向がある。
健全な反抗期を迎えるために、
・特に6歳までは愛情をたっぷり注ぐ
・言いたいことを上手く表現できる子に育てる。有効なのは読書。
娘の反抗期で父親が傷つかないために、
・父親の弱みをあらかじめ見せておく
これは、父親から良いところだけを盗んでもらうという意味でも有効。
いかがでしたでか。
イヤイヤ期もそうですが、子育てにおいて大変なときというのは、子供が大きく成長するときです。
乗り越えた先に、アカルイミライがあることを忘れず、子供を大きな愛情で包んであげましょう。