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あぐらは瞑想に最適な姿勢なのか【脳波計museで検証してみた】

「最高の休息法である瞑想は、どんな姿勢でやるのが効果的なの?」

「よくあぐらで瞑想している写真を見るけど、あぐらってそんなにリラックスできるの?」

「やっぱり瞑想は暗いところでやるべき?」

 

そんな疑問を、私も持っていました。

 

そこで、 

日々の瞑想に愛用している脳波測定器muse使って、瞑想に最適な姿勢と明るさを検証してみました。

 

 

瞑想に最適な姿勢の検証に用いた脳波計museについて

いろんなことが気になって休まない心。

どれだけ休んでも取れない疲労感。

それを解決してくれる最高の休息法が、瞑想です。

 

そして、脳波計museは、瞑想が効果的に行えているかどうかを、脳波の数値化によって測定してくれるスグレモノです。

 

瞑想とmuseの詳細については、こちらの記事を参考にしてください↓

 www.hatenonai.com

  

瞑想に最適な姿勢の検証

脳波計museによる3分間の瞑想の測定を、次にリストアップした5種類の姿勢で行いました。

検証した姿勢の種類

・あぐらで座る

瞑想の定番です。足の組み方、手の位置は、自分がリラックスできるやり方で。

 

・椅子に座る

こちらもスタンダード。背筋を軽く伸ばし、お腹はゆったりさせます。

 

・うつ伏せ

ビーチフラッグのスタート姿勢ですが、スタートを切るつもりはないので、リラックスして。

 

・あおむけ

もう眠たくなりそうですよね。体を完全に地面にあずけましょう。

 

・直立

足は肩幅に開いて、手は体側に垂らします。

 

それぞれの測定値

まずは、あぐらから↓

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総合スコアは434点。

Calm(落ち着いた状態)が、3分中、2分7秒もあり、16回も鳥が鳴きました。

 

つづいて、椅子に座った場合↓

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総合スコアは421点。あぐらに拮抗。

Calm(落ち着いた状態)が、3分中、2分1秒あり、15回鳥が鳴きました。

1回だけ覚醒状態になったのが悔やまれます。

 

つづいて、うつぶせの場合↓

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総合スコアは245点。おーっと、差が出た。

Calm(落ち着いた状態)が、3分中、39秒しかなく、1回しか鳥が鳴きませんでした。

 

ならば、あおむけの場合はどうでしょう↓

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総合スコアは282点。あらら、これも座った姿勢には及ばず。

Calm(落ち着いた状態)が、3分中、1分しかなく、鳥が鳴いたのは7回でした。

8回も覚醒状態になり、とてもリラックスしているとは言えない状態です。

 

最後に、直立の場合はどうでしょう↓

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総合スコアは385点。これも座った姿勢には及びませんが、寝姿勢よりいい結果に。

Calm(落ち着いた状態)が、3分中、1分45秒で、鳥が鳴いたのは11回でした。

 

検証結果

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総合スコアの順位は以下のとおりです。

1位・・・あぐら   434点

2位・・・椅子に座る 421点

3位・・・直立    385点

4位・・・あおむけ  282点

5位・・・うつ伏せ  245点

 

今回の検証の結果、

瞑想に最適な姿勢は、あぐらということになりました。

とはいえ、椅子に座るのスコアもほぼ同程度なので、

自分のリラックスできる座り方で行うのが良いでしょう。

 

意外だったのは、あおむけやうつ伏せといった、寝姿勢のスコアが低かったことです。

眠たくもないのに寝転んでいると、体がうずうずしてきますよね。

寝たきりのご老人でさえ、日中は体を起こしておられますし。

寝るとき以外に寝転ぶのは、脳にとって逆効果なのでしょう。
 

番外編 瞑想に最適な明るさとは

 番外編として、瞑想に最適な明るさを検証するために、

・部屋が薄暗い

・部屋が真っ暗

の2パターンで比較してみました。明るくすると明らかに落ち着かないので、あえてやりませんでした。

瞑想の姿勢は、あぐらで行いました。

 

部屋が薄暗いときの結果がこちら↓

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総合スコアは434点。

覚醒状態は0回。

小鳥は16羽飛びました。 

 

部屋が真っ暗なときの結果がこちら↓

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総合スコアは319点。

覚醒状態は5回もありました。

小鳥が飛んだのは10回。

 

結果は、434対319で、部屋が薄暗いときの方が効果的な瞑想ができるということがわかりました。

たしかに薄暗いときの方がリラックスできている感じがありました。

真っ暗だと少し不安な気持ちになりますよね。人間の防衛本能なのでしょう。

 

まとめ

瞑想に最適な姿勢と明るさについて、

脳波計museを使って検証しました。

その結果、

瞑想に最適な姿勢は、あぐら

瞑想に最適な明るさは、薄暗い状態。

ということがわかりました。

なお、この検証は、私一人がそれぞれの姿勢について一回ずつ行ったものなので、結果を参考程度に受け入れていただければ幸いです。

 

瞑想を集中できる姿勢で行い、疲れにくい体を手に入れましょう。